今話題のコロナワクチン接種。電話とネットのみで予約受付するというが、電話はつながらずネットは使えずで、高齢者の怒り爆発。いま必要なのは「高齢者の怒り蔓延防止措置なのだ。
このため「お助け隊」として学生や町内会、携帯電話会社、保険会社等の社員がネット予約してくれるサービスもでてきた。
行政サービスの及ばざるを「民間の知恵」に委ねた形になっているが、心配なこともある。ことのついでに家族構成をはじめとする個人情報がしっかり守られるのだろうか、ということである。行政内部にいた者として庁内でも議論されたと信じたいが、案の定、予約代行詐欺も横行している。
その点、私たち行政書士には法的に守秘義務が課せられている。ワクチン接種予約は立派な行政手続きと考えれば、市民と行政のつなぎ役として行政書士会を活用すべきではないだろうか。私たちは行政手続きのプロ(Administrative Procedures Specialist=行政書士の英訳)なのだから。
私は、こうした身近な暮らしの不安を解消する「かかりつけ行政書士」を目指そうと思っている。