おかげさまで無事、本年6月1日をもって行政書士開業1周年を迎えることが出来ました。個人事業の開業に伴う諸官庁への届出や青色申告など、初めてのことだらけの貴重な経験でした。

この間、コロナ禍で世の中は一変。私のメイン業務は、生き残りをかけて新たな事業にチャレンジする中小企業の事業計画書作成サポート。国の補助金採択の可否が腕の見せどころで、これまで関与した全9件のうち6件が採択となりました(経済産業省「事業再構築補助金」)。

 公務員OBならではの補助金審査側の目線での計画書づくりを提案し、補助採択の可否で努力の結果が明白となるクリエイティブな業務です。これにより会社の存続と社員の皆さんの暮らしの不安解消、さらには地域経済の活性化につながっていくと思うと満足感の高い仕事だと思っています。

ご存じのように公務員経験20年以上で行政書士の資格が得られます。制度や手続きを熟知して、人々の暮らしの不安を解消するお手伝いをするという理念は公務員時代と同じです。その意味でも後輩公務員に定年後の新たなライフスタイルの一つとして提案できるよう、独立開業の開拓者として経験を積み重ねていきたいと思っています。